商品企画をしていると、
毎シーズン新しいものを作っているような気がしていますが
鹿革って本当に奥が深い。
柔らかくきめが細かいのが特徴なのですが
ある部分では強く、ある部分では繊細なのが鹿の革。
牛革にはない、独特の表情があります。
厚みも一定ではなく、肌の質感も場所によっては違います。
人間と同じですね。
職人たちも徐々に戻ってきました。
少しづつ、少しづつ、取り戻していきたい。
害獣専門のタンナーさん。
鹿がなぜ、まだ佐賀に入ってこないのか、不思議なくらいなのだそうです。
もし佐賀に鹿が来てしまったら・・・
イノシシよりも大変です。
循環型のものづくり。
環境に配慮した革。
人間のせいで、きらわれものになってしまった
動物に役割を与えるのも
人間のお仕事、ですよね。
私たちの取り組みはまだまだ終わりません。
始まったばかりです。