国連が掲げるSDGsの8項目目。
全ての人が働きがいのある人間らしい仕事をするため、持続可能な経済成長を推進する。
(↑本当はもっと難しく書いてある)
2030年までに、すべての女性と男性の、完全かつ生産的な雇用を達成することが目標なのだとか。
全ての!!!
ものづくりで感じるのは、ものすごい速さの変化です。
バリバリ働いて稼ぐキャリア思考、高級志向は消え、
生きること「LIFE」「体験」に思考がシフトしました。
ファッションはある系統にはめ込んで着飾るものではなくなり、
個人の「らしさ」を表現するツールになりました。
これにコロナが加わり、すべてが変わっていく変換期にある今、
謎のモヤモヤを抱える人が現れてきているように思います。
私もその一人です。今も抜け出せていません、バリバリ渦中です。
そんな中、先日「かちかちプレス」さんが取材に来てくださいました。
【取材に応える廣瀬工場長】
取材に来たディレクターさんが、工場の様子をみて
「愛にあふれてますね」
と言ってくださいました。
そうです。「靴愛」にあふれています。
工場を見て愛を感じるって、すばらしい。
職人1人1人の元気玉が、靴1足1足に宿っていく
靴というのは、他にも安くて代替のきくものが
世の中にたくさんあります。
ですが靴工房JUMBOの靴は、ここでしかできません。
どんなに真似しても、よそのメーカーでは同じものは作れないんです。
どうコピーしても、jbのような親しみやすさと、履きやすさの
靴にはならない。それが不思議です。
取材にきたディレクターさん、
「こんなに何もかも写しちゃって大丈夫ですか?」
社長
「大丈夫ですよ、どこも同じことはできませんから」
職人一人一人が、誇りをもって仕事をすること。
それを見て、若いスタッフたちがやりがいを持って
新しいことにチャレンジしていく。
JUMBOは急激に経済成長するのは難しいですが
素晴らしい個性的なメンバーで
それぞれが特技を生かし
一人ひとりが働きがいをもつことに尽力しています。
SDGsはすでに、そこにあるのです。
でも視点を少しだけずらして、
今までのやり方を、未来のやり方に変えていく必要があります。
今までも、これからも、やります。
夢の工房を作るために。