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jb(ジェービー)靴工房JUMBOが考えるSDGsのとりくみ⑥
2022.02.17 | column

 

国連が掲げるSDGsの8項目目。

全ての人が働きがいのある人間らしい仕事をするため、持続可能な経済成長を推進する。

(↑本当はもっと難しく書いてある)

 

2030年までに、すべての女性と男性の、完全かつ生産的な雇用を達成することが目標なのだとか。

全ての!!!

 

 

ものづくりで感じるのは、ものすごい速さの変化です。
バリバリ働いて稼ぐキャリア思考、高級志向は消え、
生きること「LIFE」「体験」に思考がシフトしました。
ファッションはある系統にはめ込んで着飾るものではなくなり、
個人の「らしさ」を表現するツールになりました。

これにコロナが加わり、すべてが変わっていく変換期にある今、

謎のモヤモヤを抱える人が現れてきているように思います。

私もその一人です。今も抜け出せていません、バリバリ渦中です。

 

 

そんな中、先日「かちかちプレス」さんが取材に来てくださいました。

 

【取材に応える廣瀬工場長】

 

取材に来たディレクターさんが、工場の様子をみて

「愛にあふれてますね」

と言ってくださいました。

 

そうです。「靴愛」にあふれています。

工場を見て愛を感じるって、すばらしい。

職人1人1人の元気玉が、靴1足1足に宿っていく

 

靴というのは、他にも安くて代替のきくものが

世の中にたくさんあります。

 

ですが靴工房JUMBOの靴は、ここでしかできません。

どんなに真似しても、よそのメーカーでは同じものは作れないんです。

どうコピーしても、jbのような親しみやすさと、履きやすさの

靴にはならない。それが不思議です。

 

取材にきたディレクターさん、

「こんなに何もかも写しちゃって大丈夫ですか?」

 

社長

「大丈夫ですよ、どこも同じことはできませんから」

 

 

職人一人一人が、誇りをもって仕事をすること。

それを見て、若いスタッフたちがやりがいを持って

新しいことにチャレンジしていく。

 

JUMBOは急激に経済成長するのは難しいですが

素晴らしい個性的なメンバーで

それぞれが特技を生かし

一人ひとりが働きがいをもつことに尽力しています。

 

SDGsはすでに、そこにあるのです。

でも視点を少しだけずらして、

今までのやり方を、未来のやり方に変えていく必要があります。

 

今までも、これからも、やります。

夢の工房を作るために。