佐賀・福岡の靴屋 ティックワールド

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クラウドファンディングで鹿革をよみがえらせたい
2022.07.04 | information

 

「鹿革を使った、新しい靴を作りたいんです。」

という話をすると、

「なぜ鹿なの?」という顔をされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本中で鹿が増え続けています。

かわいらしい印象とは裏腹に、農作物を荒らす被害は約60億。

畑だけではなく、木の皮まで剥いで食べてしまうので、

森林被害は7割が鹿によるものだそうです。

なぜ増えてるの?

①単純に鹿革の利用が減ったこと

あえて鹿でなくても代用できる合皮などが大量に存在する

 

②ハンターが高齢化

人間社会だけではない、高齢化問題。

自然界でも、狼は絶滅。熊も、鹿は食べないのだとか。

 

③温暖化と、耕作放棄地の増加

積雪が少なくなり、広範囲で鹿が生息でき、さらに耕作放棄地には鹿の餌がいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県ではいち早く、鹿の捕獲報奨金を支給することをはじめ

年間3万5千頭の捕獲を目指しています。

猟師志望の若者も増え、350人を超える若者が狩猟免許を取得しました。

 

 

そんな兵庫県たつの市で、鹿の革を鞣す会社があります。

タツノラボさんと、今回コラボします。

 

鹿革というのは、柔らかく軽く、丈夫で

ねっとりと肌にすいつくような独特の質感があります。

ふんわりとしたシボ感と、経年変化を楽しめる上質の革。

 

その革を使って

あたらしいブランドを作りたい。

ジェンダーレスで、エイジレス。

新しい履物、「はきもん」

 

 

 

 

 

 

 

社長自ら全国のイベント会場でJUMBOの靴を販売する中で

男性から「これ男性ものないの?」の声をたくさんいただくようになりました。

それも、硬くてピカピカの紳士靴ではなく

女性ものの柔らかくソフトなスニーカーを手に取られて

「これのサイズがあれば・・・」と残念そうな顔をされるのです。

 

たまたま、25.0cmくらいの方であれば

女性もので試していただきます。

すると表情が一変!

「こんな靴があるんや!」と。

やわらかさ、履き心地。

生活の道具として、「靴」というものがあります。

もっと快適に、もっと長く使っていただきたい。

 

鹿革なら、できます。

さらに快適に、今までにない心地よさを秘めた靴が。

靴下のように、衣服のように

締め付けがなく、足に吸い付く

軽くて柔らかく、そっとあなたに寄り添う相棒になるでしょう。

 

 

 

 

いろいろな事情があって、工場をお休みしたりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウドファンディングを成功させて

女性だけでなく男性にも履いていただける

「足に優しく、人に優しい」、あたらしい

「はきもん」ブランドを作ります。

 

 

職人のまっすぐなパワーと、若いスタッフの柔軟なエネルギーで

私たちはますます、「新化」しつづけます。